食べ物を保管する冷蔵庫は常に衛生的にしておきたい場所です。ドアが閉まるため外から見えにくく汚れを感じにくいかもしれませんが、実は、冷蔵庫の中は思っているより汚れています。冷蔵庫内にこぼれた汁や食べ物のかすは、放っておくとカビや臭いの原因になることもあるので、定期的にお掃除しておきましょう。
*準備するもの
・重曹
・スプレーボトル
・アルコールスプレー
・布巾
・クーラーボックス、保冷バッグ
冷蔵庫のお掃除は、重曹を使うのがおすすめです。重曹は油汚れに強く、研磨作用もあるため少しの力で汚れを落とすことができます。また、脱臭効果があり、庫内の嫌な臭いを防ぐのにも効果的です。重曹は、口に入れても大丈夫なので、子どもがいる家庭でも安心して使用できます。
①電源を切り、冷蔵庫の中を空にする
冷蔵庫の中には常に物が入っているので、中のものをすべて取り出してから一気に掃除するのが効率的です。冷蔵庫の電源を切り、食材の整理をしながら、冷凍食品や常温で保存できないものは、クーラーボックスや保冷バッグに移していきましょう。また、賞味期限の切れた食材があれば捨ててしまいましょう。
②取り外せるパーツをすべて外す
取り外し可能な棚やドアポケット、卵ケースなどはすべて外しておきましょう。
③重曹で拭き掃除
水200mlに重曹小さじ1~2杯を溶かした「重曹水」を作ります。きれいな布巾に重曹水を付け、冷蔵庫内の拭き掃除をします。取り外した棚やポケットなどは、重曹水をスプレーボトルに入れ、吹きかけて使うと便利です。スプレーして10分程度放置すると、汚れが浮きあがってくるので、乾いた布巾で拭き取りましょう。
④仕上げにアルコールで除菌
冷蔵庫は野菜くずから細菌が発生したり、生ものからカビが生えたりすることがあります。重曹で汚れをお掃除した後は、アルコールスプレーやアルコールシートを使って除菌しましょう。